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社員紹介

リフォーム・
リノベーション事業
営業
2016年入社
大石 徹

“ゾーン”に入り込め

極限の集中状態“ゾーン”に入るときがある。たとえば大学時代に所属していたアイスホッケー部では、ほぼ毎日リンクに通い詰めた。アイスホッケーはおろかスケートすらもほとんどしたことがなく、チームで一番下手くそだった私は、誰よりも長い時間、氷上で練習をしたという自負がある。結果、主力選手に成長し、チームを上部リーグ昇格に導くことができた。また、どれだけ部活や研究室が忙しくても、英語能力テストTOEICの勉強をする時間を毎日つくった。テストも毎月受験し、わずか5ヶ月で800点超えのスコアをたたき出した。ゾーンに入っているときは、周囲のことがまったく気にならなくなる。その状態が好きだというよりはむしろ、そうならないと気持ちが悪い。ゾーンに入っているときがもっとも結果を出せると、自分自身わかっているからだ。だから私は仕事においても、常にゾーンに入り込もうとしている。

絶対に失敗しない自信があった

不動産流通営業担当から引き継いだお客様に対し、リノベーションの提案を行うのが私の仕事だ。以前は不動産売買契約後に担当としてつき、まずは店舗で希望条件を伺うのが通常の流れだったが、最近はお住まい探しの段階から同行し、内覧する物件の部屋の中で空間づくりの話をする機会も増えている。阪神間エリアで中古マンションの購入を検討されていたお客様の理想の空間は、まさにその内覧現場で見つかった。既存の壁や床がすべて取り払われ、思い描いたライフスタイルがそこで実現するイメージが、私の頭の中に鮮明に浮かんだのだ。「この部屋にしましょう!絶対ここを選ばれるべきです!」。気づけば私はお客様に熱く語りかけていた。本来、どの不動産を選ぶのかアドバイスするのは、不動産流通営業担当の役割だ。そういう意味では越権行為と言えるかもしれない。しかし、絶対に失敗しない自信が私にはあった。気づいたときには、その熱量がお客様に乗り移っていた。最終的にそのお客様は私のお勧めした物件で契約され、私のお勧めする空間をそこで実現された。

私の進化が鍵を握る

目の前のお客様に対してゾーンに入る経験は積んできた。しかし、現在私が取り組んでいる中部エリアでの市場開拓は一筋縄ではいかない。これまでウィルが関西エリアで構築してきた「中古住宅を購入してリノベーションする」というビジネスモデルを、そっくりそのまま中部エリアにスライドさせるだけでは、おそらくうまくいかないだろう。覚王山営業所が2018年の初めにオープンしてから、私はほぼ毎週名古屋に通っているが、そのことを肌で感じている。ウィルの知名度はまだ低く、一方で施工会社に支払う建築費用は割高と、関西よりも不利な条件が存在するのは事実だ。中部エリア用にカスタマイズしビジネスを成功に導くためには、これまでと同じやり方では通用しない。私はもっと“周りを見ながら”ゾーンに入らなければならないのだ。一件一件の接客を丁寧に行いつつ、同時にそこで課題解決の糸口を見出していく。ウィルが今後、中部エリアで店舗を拡大し、首都圏への進出も目論むなかで、私の進化が成功の鍵を握ると思っている。

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