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社員紹介

デジタル
マーケティング部門
プログラマー
2018年入社
星 直輝

自分の限界を超えてみよう

そこそこいい大学に入って、そこそこいい会社に入って、そこそこいい人生を送ることになるんだろうな。そんなふうに考えていた。就職活動に対しても前向きにはなれず、なんとなく銀行でも受けてみようかと思いながら参加した合同説明会で、私は偶然ウィルという会社に出会った。そこで考え方が180度変わった。ウィルの先輩社員は皆、届くかどうかわからない目標に向かい、本気で仕事に取り組んでいた。今まで誰もやったことがないことに、果敢に挑み続ける。壁にぶち当たりながら、それでも努力することを決してやめない。すごいな。素直にそう思った。何かにのめり込むこともなく、苦手なものは遠ざけて、できる範囲のことをただこなすようにやってきた自分を変えたい。これまで勝手に自分でつくってきた、自分の中の限界を超えてみよう。私はウィルで、人生を賭けて挑戦できるものを見つけたいと思った。

やるしかない状況にワクワクする

入社から3ヶ月目、私はいきなりプロジェクトの責任者に指名された。そのプロジェクトとは、母校・京都大学との共同研究である。ウィルが20年にわたって蓄積してきた情報資産をフル活用し、 AI(人工知能)も駆使しながら業界最高レベルのオリジナルレコメンドエンジンを開発・運用する。それを京大の教授や学生を巻き込んでやっていくのだ。ちなみにレコメンドエンジンとは、Webサイトへの訪問者が見た商品と関連性があり、購買意欲をかきたてるような商品を提案することで、ユーザーがほしいと思う情報を探すのを手助けしてくれるシステムのことである。私は経済学部の出身で、Webも、レコメンドエンジンも、AIも、まったくの専門外だった。それでも、とにかくやってみよう。上司のサポートはあるとしても、このプロジェクトの責任者は僕なんだ。できるかできないか、ではなく、やるかやらないか。その状況に置かれ、ワクワクしている自分に気がついた。

もう逃げるほうが怖い

ウィルには、入社1年目の社員を対象とした新人賞という賞がある。例年もっとも売上を上げた新人営業担当が獲得していたが、私はそこに名乗りを上げることにした。もちろん営業の売上数字では勝負できない。Webサイトの運用担当として達成すべき目標を、アクションプランとして全社に発表したのである。届くかどうかわからない目標を公言することに怖さはあったが、それこそが成長だと思った。今はウィルの情報資産である物件データベースと顧客データベースについて、ひたすら勉強する日々だ。京大との共同研究には少なくない資金が投入されている。つまり、自分の勉強に対してお金を払ってもらっている状態なのだ。しかも1年目の、まだ何もできない社員に対して、である。はっきり言って、もう逃げるほうが怖い。会社の命運を握る一大プロジェクトを成功させるために、私は腹を括った。決めたことは必ずやりきる。「そこそこいい」ではなく「とんでもなくいい」レコメンドエンジンを、自分の手でつくりあげたいと思う。

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