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社員紹介

開発分譲事業
仕入れ
2013年入社
森下 慎司

のしかかる重圧

某大手ハウスメーカーが地面師グループの詐欺被害に遭ったというニュースが、先頃世間を賑わせた。その被害額55億円。取り扱う金額が大きいだけに、開発分譲は常に危険と隣り合わせの事業だと言える。私が所属する新築事業グループは、社内で唯一金融機関から融資を受けて事業を行う部署だ。元手をほとんど必要としない不動産流通事業と比べると、当然リスクは大きい。我々の仕事は、まず土地情報を仕入れるところから始まる。当該土地を調査し、事業試算をする。そして売上・利益を確保できる目処が立てば、会社に稟議を上げる。稟議が通れば売主側に買い付けを入れ、それがまとまれば契約となる。現在進行中の大型プロジェクトとしては、阪神間エリアで26戸、北摂エリアで50戸の分譲地がある。それらの仕入れ担当である私の肩には、とんでもない重圧がのしかかっている。なにしろ仕入れ金額は10億円。「失敗しました」では済まされないのだ。

感情と思考を切り離す

土地の仕入れにおいては、地場の不動産会社社長が商談相手になることが多い。海千山千の彼らと対等に渡り合って情報を引き出すなど、およそ新人にできる芸当ではない。通常は、長年不動産業界の中で揉まれ、酸いも甘いも経験したうえで、さまざまな人脈をつくりあげた者がその仕事に就く。しかし、私はウィルで、新卒1年目から仕入れの仕事を担当することになった。もちろん、できないことの連続だ。一日に何軒もの業者を訪問し、なにか土地情報はないかと聞いて回るものの、ほとんどが門前払い。渡した名刺を投げ返されたことや、理由もなく怒鳴られたこともある。上司に提出する日報に「辛いです・・・」と泣きながら書いたことは、一度や二度ではない。しかし経験を重ねるうちに、仕事との向き合い方がだんだんとわかってきた。私は目の前の出来事に一喜一憂するのをやめ、自分の感情と思考を切り離すようにした。すると、一つひとつの事象の輪郭がはっきりとし、物事の本質を正確に捉えられるようになってきた。正しい判断ができるから、仕事の精度は上がる。それを繰り返すうちに、やがて結果がついてくるようになった。

リスクと責任を味方につけろ

仕入れ担当として6年目。私には今、やりたいことが明確にある。進行中のプロジェクトを成功に導くことは大前提として、ウィルだから買える土地を買い、ウィルだからつくれる家をつくっていきたい。仕入れから企画、販売まで、グループ一丸となり、同業他社が真似したくなるような、でも簡単には真似のできない、そんな物件を世に送り出したいと考えている。これまでの延長線上ではおもしろくないし、仕入れ担当発信で新しい企画をどんどん打ち出していこうと思う。たとえば、一戸建ては4LDKではなく大きなワンルームだっていいじゃないか。あるいは、2階建てや3階建てではなく小さな平屋建てだっていいじゃないか。新しい価値観の提供には、当然リスクや責任が伴う。しかしそれらを背負う覚悟が、今の私にはある。常識にとらわれることなく、誰もわからない分野に第一人者として切り込んでいく。自分の決断で会社を動かし、世の中を動かしていく。リスクと責任はきっと、私の強い味方となってくれるはずだ。

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